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国が目指す教育の未来。学校教育で課題解決力を高めるためには?


こんにちは! EDLトレーナーの島袋です。

最近、SNSやブログ等で目にすることが多い文科省と経産省の教育に関する提言書の話題です。いい機会ですので普段考えていることを文章としてまとめてみました。

文科省と経産省の提言資料はこちら。

Society5.0に向けた人材育成に係る大臣懇談会:文部科学省 http://www.mext.go.jp/a_menu/society/index.htm


「未来の教室」とEdTech研究会の「第1次提言」がまとまりました (METI/経済産業省) http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180625003/20180625003.html


2つの提言書で述べられているのは、これからの時代は予測不可能性が加速度的に高まり今までの延長線上にない変化があるということです。そして、そのような時代に求められるのが「課題解決力」であり、それを培うためには

「探求する力(メタ認知能力)」 「横断的にリンクさせる力」 「コミュニケーション力(対話力)」

といったものを高めていく必要があるとされています(本当はもっと詳細に書かれているのですが、ここでは勝手に抽象化してます。詳細は上記資料をご参考ください)。

どちらの提言にも明確には記載がなかったのですが、個人的には「コンピュテーショナルシンキング(≒プログラミング的思考)」も入るのかなと思います。 (プレゼンテーション力というのもあると思うが一切触れられず。テーマが”学び方”だったから?)


学校教育で課題解決力を高めるためには?


学校教育で課題解決力、つまりは「探求する力(メタ認知能力)」「横断的にリンクさせる力」「コミュニケーション力(対話力)」「コンピュテーショナルシンキング」を高めていくためにまず取り組むべきことは、【学校内でのICTの日常化】ではないでしょうか。

この4つの能力を高めていくために、ICTのスキル(というか世界的にはリテラシー=素養となっている)は基礎的な要素となります。


例えば、「探求する力(メタ認知能力)」では、なぜなぜを繰り返し自分自身で調査・仮説・検証・振返りを繰り返す必要があるでしょう。特に調査という部分でネットで検索するスキルは大きなウェイトを占めると思います。


「横断的にリンクさせる力」では、横断的に物事を捉えるには広く浅く(うわべだけという意味ではありません)知っている必要があります。知るために検索スキルは必須です。リンクさせる力はというと、例えば、AIが溢れている世界では無数にあるAI同士を連携させる場面もあるかもしれません(WEBサービス同士の連携も然り)。


そのようなときにはICTのリテラシーはもちろんのこと、その先にあるAI同士をリンクさせるための基本的知識も必要になります。うまく説明できないのが心苦しいのですが、簡単に表現すると「異なるモノの存在を知り、異なるモノ同士をリンクさせる感覚を持つことが最も大切で、併せてリンクさせる方法も必要になるよ」ということです。

AIではなく別の視点での例としては、科目横断的な学習でも横断的にリンクさせる力が養われるかもしれません。体力テストで50m走の時間を計測し、その場で表計算ソフト使って速さを出してみるとか。これも体育×算数の科目横断的学習ですね。体力テストだけで終わっていたら50m〇秒で足はやいね!で終了ですが、速さまで算出していたら時速〇mだから走って行けばどこどこまで何時間なんだねと、実体験をもとにしたより深い学習を行うこともできます。


「コミュニケーション力(対話力)」では、もちろん対面でのコミュニケーション力も大切ですが、協働学習や開かれた教育課程を実現するために地域の大人との対話にもICTを有効活用することができます。一方、ビジネス現場に目をやるとメール、チャット、オンライン会議などコミュニケーションの方法も多様化しています。学校教育でもその多様性を把握したうえで、子供自身がそれぞれのコミュニケーション方法の特徴を理解し上手に組み合わせることでトータル的にコミュニケーション力の質の向上を図っていけるような取り組みが必要とされるでしょう。


「コンピュテーショナルシンキング」では、問題の分解、グループ化、抽象化、手順化を行う上でデータ収集、データの正規化、データ分析といった作業が必要であり、その際にICTというツールが大いに役立ちます。


以上から、何だか経産省や文科省がすごくカッコいい提言をしてるけど実際何からどう手を付けるのさ、と思っている方がいましたら、「まず学校内でのICTの日常化目指す!」を絶賛お勧め致します!


日常化できるICTツールとして Google は最適なものの1つ


なぜ Google が学校内でのICTの日常化に適しているかというと、Google の教育向けICTツールである Google for Education は皆さんご存知の Gmail であったり Google カレンダーといった日常的に利用しているアプリを集めたものだからです。


Gmailは世界で人種、宗教、国関係なく10億人を超える人々が利用しているツールです。10億人が使っているのがどういうことかというと、誰にでも使い易く必要な機能を持っているということの証でもあります。つまり、世界標準のICTツールと言っても過言ではありません。


日本では教育向けのICTツールというと日本に特化したものがほとんどかもしれませんが、Google に至っては世界標準です。これから予測不可能性が加速度的に高まる時代で生きていく子供たちに日本に特化した至れり尽くせりなツールを使わせるか、それとも世界標準のツールを使わせるか、それとも両方を組み合わせるか、この選択がどの程度子供たちの将来に影響を与えるのか個人的にはとても興味があります。


なお、Google for Education は教育機関であれば無償で様々なアプリを利用することができ、様々なデータを無料で無制限に保存することができます。重い動画を保存するのにもデータ容量に気を配らなくていいため学校内でのICTの日常化を阻害する要因は極めて少ないと言えます。


かなり Google 推しの内容になっていますが、上記4つの能力を高めていくのに最もコストパフォーマンスが良いツールだと思います。Google の無料アカウントでも Educationとほぼ同じアプリを使えますので、教育的視点から今一度触ってみて授業や校務での活用イメージを膨らませてみてください。


EDLでは Google 公式パートナーならではのトレーニングを提供します

EDLは上記 Google for Education のトレーニングを専門に行う会社です。専門的にトレーニングができるのはGoogleに認定された企業(以降、PDパートナー)だけであり、EDLは国内2社目のPDパートナーとなります。

Google for Education がどんなものか知りたい、導入を予定しているのでスキルアップしたいと考えている教育委員会の方や情報・IT担当の先生がいましたら、ぜひEDLのセミナーをご検討ください。


EDLで提供するトレーニングのうち、毎回好評いただいているのが 「Google 活用集中セミナー」です。2日間で10時間に及ぶトレーニングを行い、2日目の最後の3時間でそのスキルを証明するための Googleの試験(※)を受けて頂きます。


トレーニングはアクティブ・ラーニング的要素も取り入れた参加型となります。


参加された先生方からは

「授業を効率化させるためのアイディアが出てきました。」 「Google for Education の使い方全般が理解できました。」 「これまでほとんど触れる機会のなかったGoogleアプリケーションとChromebookに実際に触れながら動作を確認することができたことは、とても有意義でした。短時間でこれだけ多種のアプリケーションについて実際の作業を確認しながらの講習はとてもありがたく思いました。」

などの感想も頂いております。


7月は7日、8日のつくば開催にまだ空きがございます。席に限りがございますのでお申込みはお早めにお済ませください。 → https://www.edl.co.jp/647d9927502932b303d4c4c301ae81c1


※Googleでは Google for Education の活用スキルを世界に向けて証明できる Google 認定教育者レベル1という認定資格を個人に対して付与しています。この認定資格を得るためには Google の試験に合格する必要があります。


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